第10回 日本放射線事故・災害医学会

新着情報

事前登録受付を開始しました。

ホームページを開設しました。

ごあいさつ

この度、第10回日本放射線事故・災害医学会の大会長の任を共同で拝命いたしました、国立大学法人 愛媛大学の佐藤ならびに公益財団法人 原子力安全研究協会の山本です。 皆様におかれましては、平素より当学会の活動に厚いご支援を賜り御礼申し上げます。

日本放射線事故・災害医学会は、1997年に設立された放射線事故医療研究会を母体として2013年7月1日に発足し本年で10年を迎えます。 その目的は、「緊急被ばく医療の現状、事故事例、放射線影響および線量評価等の最新の学術的知見を共有し、放射線事故・災害対策のより良い実現に向かって社会に対して提言を行い、また自らそれらを実践していく」であり、 医療関係者、放射線防護や保健物理の専門家、防災関係の実務者、原子力事業者等が集い、福島第一原子力発電所事故を中心に様々な放射線事故、災害に対し問題の提起や認識の共有を図ってきました。

10回目となる今回は、「被ばく医療、次の10年への展望」をテーマに掲げ、代表理事の明石真言先生(東京医療保健大学)から、本会の歩みと今後の展望に関する記念講演をいただきます。 引き続いて最近発生した「事業所での放射線被ばく事故」の報告、原子力災害医療の視点から「原子力災害時のオンサイト医療」と「原子力災害時の病院避難」について現状や問題点の共有を図るセッションを行います。 午後には、第9回総会で課題が提起された「福島第一原発の廃炉作業に伴う放射線管理」の現状について講演いただき、さらに人材育成の柱として令和3年度に始まった「原子力災害医療の新研修体制」および現在被ばく医療の現場では実施が難しい「放射性物質による汚染を伴う傷病者の空路搬送」の状況と課題について、シンポジウムを設けて識者や関係者からの発表と意見交換を企画しております。

本学会がご参加の皆様にとりまして情報と意識の共有の一助となることを、さらには事故や災害が発生した場合には迅速かつ適切な対応を実施し得る体制の構築にお役立ちできることを願っております。

尚、新型コロナウイルス感染症のため、前2回の総会はウェブ開催されましたが、withコロナに動き始めた昨今の状況を考え本年度は松山の地で現地開催を予定しております。 直接顔を合わせることはモニタ越しとは違った価値があるよう感じます。 感染症の状況により変更はあり得ますが、より多くの方に現地においでいただき、人も気候も温和な愛媛の地でお会いできることを楽しみにしております。

第10回日本放射線事故・災害医学会          大会長 佐藤 格夫(国立大学法人 愛媛大学医学部)       山本 尚幸(公益財団法人 原子力安全研究協会)